江戸切子の作り方
江戸切子の作り方「制作工程」について簡単に標記してみたいと思います。実際には、言葉だけではなかなか理解はできませんがページ最後に、動画番組にて江戸切子の制作過程が見れるものがありましたので参考としてリンクしておきますので、よければご覧ください。
ここでは「制作工程の名称」を記してみたいと思います。
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◆割付(わりつけ)
下絵がない段階で文様を描いていくための指標となる横線を引いた後に、「引き割り付け機」を活用して縦線を描きます。
◆粗刷り(あらずり)
円盤状の旋盤機を利用して大きな模様を削りだしていきます。この旋盤機には現在では工業用のダイヤモンドを活用しています。
◆三番(さんばん)
さらに詳細な模様を削り、創作していきます。切子の模様付けの最も大切な過程ではないでしょうか。
◆石掛け(いしかけ)
ここまで荒削りをしてきましたので、表面仕上げは荒い状態とっなています。これを砥石を活用して滑らかな面を作り出します。
◆磨き(みがき)
艶・光沢のある表面仕上げとするために最後の工程となりますが、磨き粉を使って磨き上げます。基本的には「木盤」や「ベルト盤」といったものを使っていますが、これは「ソーダガラス」を原料としている時であり、「クリスタルガラス」を原料として活用している時には、薬品処理を施すことになるため上記の過程は不要となります。
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